理系大学院生こいちゃの本棚

基本的に読んだ本を紹介するブログです

「理系大学院生こいちゃの本棚」を紹介します!

挨拶

 

はじめまして。”こいちゃ”と申します。

 

まず、簡単に自己紹介します。

 

現在は大学院の2年生で毎日研究に明け暮れています(来年度からは研究者として働きます)。

 

そんな計算と論理に囲まれた毎日ですが、それとは別に熱中している趣味があります。

 

それが読書です。

 

小さい頃から読書が好きだったか?というと、全くそうではありません。

 

むしろ、私は読書に対して”並々ならぬ苦手意識”を持っていました。それも2年前まで。

 

この記事では、”本を好きになり、ブログを作るまで”と”ブログの目標”を書かせていただきます。

 

本を好きになり、ブログを作るまで

 

小学生~大学4年次 (読書苦手時代)

 

ずっと文章を読むのが遅く、小学6年生の授業参観で一人だけ絵本を読んでいて親が恥ずかしそうにしていたのを今でも覚えています。

 

原因は、周りの情報を取り込みすぎる癖でした。

 

本を読み始めると、作者の性格や書いている時の表情、周りの情景まで想像してしまい全く集中できず、最後まで読みきれない状態です。絵本すらまともに読みきれない程でした。

 

学生時代は、幾多の挫折により、ずっと読書に対する苦手意識を持っていました。

 

読書を苦手と感じている人は私のように途中で挫折した本が多いのではないでしょうか?

 

読書との出会い

 

この”苦手意識”は大学4年まで拗らせてしまいましたが、一冊の本との出会いで消え去ることとなります。

 

その一冊が、綾辻行人さんの「十角館の殺人」です。

 

その当時コロナが騒がれ始め、研究室にも行けない状態となりました。そこで、その期間に”1冊”の読了を目標にして読み始めたのがこの作品です。

 

今となってはもう誰の記事を読んだか覚えていませんが、趣味ブログのおすすめを見て購入を決意したことは覚えています。

 

何気なく調べたこの一冊が人生に絶大な影響を与えたことは間違いありません。

 

本の面白さに気づいた私は、その後、「十角館の殺人」にも登場する「そして誰もいなくなった」を読み、クリスティにどっぷり浸かりました。

 

一冊読み終えると新たな読書体験を求めて次の作品へ。どんどん本が好きになり、新たな境地に。

 

ブログを作る

 

今までは自分一人で楽しんでいた読書を”誰かと共有したい”と思うようになってきました。

 

残念ながら身近には読書について共感を得られる友人がいないため、ブログやSNSを介してアウトプットを行うことにしました。

 

そうして始めたのがこの「理系大学院生こいちゃの本棚」です。

 

「理系大学院生こいちゃの本棚」の目標

1, 見知らぬ誰かに読書と出会うきっかけを提供する

 

これが第一目標です。

 

誰の記事を読んだのかを覚えていないことが悔やまれますが、「十角館の殺人」を勧めてくれたその誰かに感謝しています。もし、その人の記事を読まなかったら、読書を好きになることはなかったかもしれません。

 

そんな経緯から、このブログでは、

 

私にとっての「十角館の殺人」のように、どこかの誰かに、その人にとっての”最初の一冊”を紹介したいと考えています。

 

かなり意識高めですが、一人でも多くの読書好きを増やすことがこのブログの目標です。

 

2, アウトプットすることでより深く作品を理解する

 

これは普段から書いている読書ノートで感じることです。読書趣味に目覚めてから、本好きの方々がそうするように簡単な読書記録を付けてきました。

 

この作業がとても楽しい。

 

本を読み終えた後、振り返ってその作品の魅力を考察することで、より深く理解し、好きになります。

 

自己満足ではありますがブログで記事を書くために作品を振り返る作業は理解を深めるいい機会となります。楽しむことがブログを続ける上では重要となると思うので、自分のためにこの目標を掲げました。

 

3, 読書について楽しく話せる人を見つける

 

一人で本を探しているとどうしてもジャンルが偏るように感じます。

 

”自分で本を選べ!”と言われたら、私は真っ先にミステリーを読み始めます。

 

ですが、もし他のジャンルを勧めてくれる人がいたら、それを読んでみて魅力に気がつけるかもしれません。さらに言えば、ミステリーよりも好きなジャンルが見つかるかも?と考えています。大袈裟ですかね?

 

自分の読書の幅を広げる意味でも多くの読書好きの方と交流したいと考えていますので、まだまだ未熟な読書家ですが仲良くしていただければと思います。

 

最後に

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

まだ文章も拙いですがこれからどんどん腕を磨いていくので応援していただけたらと思います。

 

↓ 皆さんのおすすめの本をコメントしていただけたら喜びます!




8日後死ぬかは雨に好かれた死神次第!伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を紹介します

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伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を読了したので紹介します。

 

仕事の時はいつも雨、音楽好きの憎めない死神”千葉”が主人公の短編集です。

 

独特の世界観とその設定を生かした物語の数々。

 

不思議で素敵な読書体験ができます。

 

あらすじ

 

(1)CDショップに入りびたり(2)苗字が町や市の名前であり(3)受け答えが微妙にずれていて(4)素手で他人に触ろうとしない——そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。1週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌8日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生

 

作品紹介 (評価 7/10)

 

8日後の死に可否の判断を下すために派遣される死神”千葉”の視点で物語は進行します。

 

対象者の周りで起こる謎と死神が下す判断から目が離せません。

 

それでは、魅力を紹介していきます。

 

① 異化

 

(異化…慣れ親しんだ日常的な事物を奇異で非日常的なものとして表現するための手法。)

 

死神の視点を通して世界を見るおもしろさがこの本の一番の魅力だと思います。

 

死神にとっては、死も、時間も、何もかもが人間の感覚と異なります。

 

その感覚の違いから生まれる死神の思考が興味深く、ユーモアを生みます。

 

② 物語の多様性

 

死神の設定を生かしながら、様々なジャンルの物語を楽しむことができます。

 

ミステリ。恋愛。感動、etc。

 

1冊で6冊分の本を楽しめるお得な本です。

 

③ 読後感

 

ここはネタバレに繋がりそうなので少しだけ。

 

とにかく順を追って”最後まで”読み切ってほしいです。

 

この本の魅力は間違いなく最後に現れます。

 

あとがき

 

この作品は映画化もされている程、支持を得ている作品です。

 

私が言うまでも無く、名作です。

 

まだ読めていない方は是非これを機に手に取ってみてください。

 

続編の「死神の浮力」は長編作品となっています。

 

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

悩める中学生7人が集められたのは"願いの叶う不思議な城" 辻村深月さんの「かがみの孤城」を紹介します

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辻村深月さんの「かがみの孤城」を読了したので紹介します。

 

初めて辻村深月さんの作品を読みました。どの作品を最初に読むか迷いましたが、2018年の本屋大賞に輝いた代表作の「かがみの孤城」を読むことに。

 

上下巻に別れていて分量が多めですが、読みやすい文体のためサクサク読めました。

 

あらすじ

 

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

 

 作品紹介 (評価 8/10)

 

 不登校になった中学生”こころ”の視点で描かれます。

 

城に集められたのはこころと似た境遇の中学生7人。

 

その城の中で、願いを叶えるために鍵を探します。

 

鍵はどこか、なぜ集められたのか、いったいここはどこなのか?

 

謎に包まれた出会いと城、全ての真相を知るとき感動の渦に包まれます。

 

さっそく魅力を紹介します。

 

① リアルな心理描写

 

中学生の機微をうまく捉え表現しています。まだ本作しか読んでいませんが、辻村先生の良さはこの心理描写のうまさにあるのではないかと思っています。

 

読み始めたら最後、こころに感情移入せずにはいられなくなります。

 

この心理描写の技術があるからこそ、文庫本で上下巻に分かれる程の長編でも読者を飽きさせません。

 

② 読みやすい文体

 

見た目の分量は多いと感じるかもしれませんが、読み始めたら一気に読める作品です。

 

これもスラスラ頭に溶け込んでくる辻村先生の表現力のおかげでしょうか。私にもはっきりとした理由は分かりませんが、とにかく早く読めました。特に下巻は続きが気になりすぎて1日で読み終えてしまいました。

 

見た目の分量で読むことを躊躇っていた人も騙されたと思って読んでみてください。気がついたら読み終えているはずです。

 

③ 絡み合う伏線

 

城に集められた7人の話はこころの視点で語られていきます。そのため、何故あのとき〇〇が〇〇していたのか? 何故あのとき〇〇はこう言っていたのか? が各所で出現します。こころだけの視点だけでは全員分の思考が分かる訳がありません。

 

ですが、必死に読み解こうとしてみてください。考えれば考えるほど最後の感動が大きくなります。

 

そして最後まで読んだらもう一度最初から読みたくなります。それほどまでに複雑に伏線が絡まっています。

 

あとがき

 

ジャンルはファンタジーといえばいいのでしょうか。この手の本には疎いですが、非常に完成度の高い作品だと思います。中高生向けの作品のようにも感じましたが、大人でも十分に楽しめる作品です。

 

かく言う私も涙腺が硬いことに自信がありますが、感情移入をしすぎたせいか久しぶりにうるっと来ましたね。いい読書体験ができました。

 

辻村先生の作品については「冷たい校舎の時は止まる」を積読しています。こちらも分量多いように見受けられますが、近々読んでみようと思っています。

異能力高校生たちの甘酸っぱい青春ストーリー!住野よるさんの『か「」く「」し「」ご「」と「』を紹介します

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住野よるさんの『か「」く「」し「」ご「」と「』を読了したので紹介します。

 

今回の作品は5人の高校生の視点で物語が進んでいきます。

 

高校生の繊細な心理が、住野よるさんの高い技術によりうまく表現され、共感必至の遊び心に満ち溢れた作品になっています。

 

あらすじ

 

みんなには隠している、少しだけ特別な力を持った高校生5人。別に何の役にも立たないけれど、そのせいで、クラスメイトのあの子のことが気になって仕方ない――。彼女がシャンプーを変えたのはなぜ? 彼が持っていた"恋の鈴"は誰のもの? それぞれの「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。甘酸っぱくも爽やかな男女5人の日常を鮮やかに切り取った、共感必至の青春小説。

 

作品紹介 (評価 5/10)

 

高校生男女5人。彼ら彼女らは良くも悪くも、ちょっとだけ他人とは違う能力を持っています。

 

それぞれの隠し事が絡まり、何気ない日常がどきどきの展開に。

 

『か「」く「」し「」ご「」と「』の魅力を紹介します。

 

① 何気ない日常と謎

 

大きな大事件がで起きるわけでも無く、起こるのは何気ない出来事。

 

でも、繊細な高校生には大事件。誰にでも起こりうるから共感できる。

 

気合は必要なし!軽い気持ちで読み始められます。

 

② 多彩な心理描写

 

高校生の複雑な揺れる心境がうまく表現されています。

 

「君の膵臓をたべたい」「また、同じ夢を見ていた」「よるのばけもの」では、主人公の視点でのみ書かれますが、この作品では5人それぞれの視点で書かれるので5倍楽しめます。

 

住野よるさんの心理描写が好きな方には刺さる作品となっています。

 

③ 遊び心のある能力

 

なんといっても面白いのは5人の能力です。

 

もちろんここではネタバレはしません。皆さん自身で読んでみて欲しいのですが、5人はそれぞれ魅力的な能力を持っています。

 

想像は付くでしょうがゴム人間になったり、急に金髪になって強くなったりはしません。

 

もっと身近な、もしかしたらみなさんも持っているかもしれない能力です。

 

あとがき

 

久しぶりに青春小説を読んでみました。

 

最近は重い話で胃もたれしがちだったので、癒されました。

 

疲れているときにもすらすら読める作品だと思うので、気軽に手に取ってみてください。

 

きっと高校の時の自分と比べて共感できるシーンもあると思います。

 

加えて、男女の両視点で書かれる今作は万人が共感できる作品と言えます。

 

(実は表紙の遊び心が好きだったりします)

 

気になる方は読んでみてくださいね。

おませな小学生と幸せを探す物語!住野よるさんの「また、同じ夢をみていた」を紹介します

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住野よるさんの「また、同じ夢を見ていた」を紹介します。

 

住野よるさんと言えば『君の膵臓をたべたい』でデビューし、一躍有名になった作家さんです。

 

私も『君の膵臓をたべたい』から読み始め、『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『麦本三歩の好きなもの』と読んできました。

 

どの作品も魅力に満ち溢れていましたが、私が特におすすめするのが今回紹介する「また、同じ夢を見ていた」です。

 

あらすじ

 

「人生とは和風の朝ごはんみたいなものよ」小柳奈々花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい”アバズレさん”、手首に傷がある”南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていきー。大ベストセラー青春小説『君の膵臓が食べたい』の住野よるが贈る、幸せを探す物語。

 

作品紹介(評価 9/10)

 

この本の主人公はおませな小学生の女の子”小柳奈々花”です。奈々花の視点で描かれるこの作品では、1匹の猫と3人の女性との不思議な出会いが描かれます。

 

その出会い中で、奈々花は「人生とは」「幸せとは」についてユーモアを交えながら考えていきます。

 

さっそく魅力を3つ紹介していきます。

 

① 溢れんばかりの本への愛情

 

住野よるさんの作品は一貫して本への愛情が感じられて好きです。

 

特にこの作中では『星の王子さま』や『ハックルベリー・フィンの冒険』など小学生という設定に合った本たちが生き生きと書かれます。

 

他にも昔読んでいた本の数々が登場するので気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか

 

② 設定を生かしたユーモア

 

この本の魅力は全体にちりばめられているユーモアです。生意気な小学生奈々花のセリフがとてもユーモアにあふれています。

 

例えば、本の書き出し。

 

「先生、頭がおかしくなっちゃったので、今日の体育を休ませてください」

 

この発言の裏付けはそのあとすぐ語られます。

 

テレビで聞いた話であると先生には弁解しますが、このエピソードは刑事責任能力についての揶揄とも受け取れます。

 

もちろんこのような書き方はしませんがなぜか小学生が真面目に率直な感想を言っているとユーモアを感じずにはいられません。

 

小学生の設定に騙されるなかれ、大人も楽しめるユーモアあふれた作品です。

 

③ 最高の読後感

 

間違いなく人生でトップクラスの読後感です。

 

主人公は小学生ですが、この本のテーマは「人生」「幸せ」と大人向けです。もちろん、全年齢の方が楽しめる作品ですが、歳を重ねるほどにより深く理解できる作品なのではないかと私は考えています。

 

「幸せ」とは何か、小柳奈々花と探してみてはいかがでしょうか。




あとがき

 

すべての人に推せる作品です

 

「また、同じ夢を見ていた」を読んでさらに本を好きになりました。

 

少しでも興味を持っていただけた方は住野よるさんの作品を手に持ってみてください。

凸凹詐欺師コンビの人生を懸けた逆転劇!道尾秀介さんの「カラスの親指」を紹介します

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道尾秀介さんの「カラスの親指 by rule of CROW’s thumb」を読了したので紹介します。

 

道尾秀介作品を読んだのは本作が初めてです。

 

これまで、道尾作品はタイトルの不気味さや暗い印象から読めずにいました。しかし、勇気を出してこの著書を読んで印象がガラリと変わりました。

 

緻密な伏線と大胆なトリック、繊細な心理描写と情景描写、そしてタイトルの印象とは対照的な”爽やかな読後感”。

 

本作を読了することで完全に道尾秀介ファンになりました。

 

あらすじ

 

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに! 

 

作品紹介 (評価 8/10)

 

最初に一つ言いたいこと、

 

タイトルの不気味さで避けてきた人は騙されたと思って本を手に取ってみて下さい。

 

読了後は必ず「カラスの親指」というタイトルの意味も不気味では無く、すっきりと頭に染み込んできますので。

 

では早速、この作品の”魅力”を3つ紹介させていただきます。

 

① 臨場感

 

詐欺を生業とする主人公”武沢”の視点に立ちながら語られる本作では、心理描写が緻密に描かれます。

 

武沢が詐欺師になった経緯や過去の過ち、それを踏まえた数々の選択が細かく描写され、共感必至です。

 

心理描写も然る事ながら、情景描写も素晴らしい。

 

頭の中にリアルな風景と武沢の感情が流れ込んできて「カラスの親指」の世界に自然に浸ることができます。読んでからしばらく立っていますが、”絵”として頭に残る程に表現力が高いため、鮮明にストーリーが思い出されます。

 

② 読後感の良さ

 

作中に描かれる全ての事象がクライマックスに向かって、1000ピースのパズルが完成するかのようにぴったりと納得のいく形で解き明かされます。

 

また、この読後感の良さには、暗い話から、最後にそれをひっくり返す程の感動を一気に持ってくる作者の技が感じ取れます。

 

あらすじでも言われている”感動の結末”は本当に期待してください。裏切られることはないので安心して読んでみて下さい。

 

③ 数々の伏線とトリック

 

ここではもちろん多くは語りません。”読んでからのお楽しみ”です。

 

私は道尾作品を読むのは初めてでしたが、ファンになったのは、別の作品も読みたいと思ったのは「カラスの親指」に”騙されたから”です。

 

これまで数々のミステリを読んできて推理力には自信がありましたが、「カラスの親指」に大敗しました。もちろん、ミステリの部分については十分にヒントは出されていてフェアです。それでも、違和感は感じながらも自然に騙されました。

 

この感動を多くの人と共有したいので、全力でトリックに挑んでみて下さい!

 

あとがき

 

これまで食わず嫌いをしていた道尾秀介作品でしたが、ここまで感動してしまうとは、、、

 

この続編となる「カエルの小指」や代表作の数々についてもこれから読んで紹介したいと思っています。そちらも是非読んでいただければ嬉しいです。